1994年に行われたさる試飲会。フランスのワインジャーナリストの多くが参加したこの試飲会で居並ぶボルドーものを後目に、トップの評価を勝ち得た一本のワインがありました。このワインが「レオン・バラル フォジュール『ジャディス』」以後幻のフジュールとして世間をにぎわいしています。
「１９９３年にディディエ・バラルは醸造施設を購入し、それまで全てワインを協同組合に売っていたブドウから、醸造・元詰めを始めました。そして１９９４年には先の試飲会での名声を得たにもかかわらず、高い理想と旺盛な実験的精神により、年を追うごとにより洗練された「クラス」を備えるようになってきました。初期のころと較べると醸造方法も変化しており、現在では醸造過程でＳＯ2を使用していません・・・。」
レオン・バラルの上級キュヴェ。
「葡萄」をストレートに感じさせるキューンと凝縮した香りとテイストはバラルのワインに共通のものですが、ヴァリニエールにはさらなる高級感が漲っている。
ムールヴェードル 80%, シラー 20%
あるこほりっく・あるまじろで買ったセットのうちの１本。初めて飲む造り手。香りはすごくいい。タンニンもあって、割としっかりしたタイプ。夕飯が煮込みハンバーグだったので、しっかり系がよく合って、美味しかった。
