第一部:公開リハーサル
第二部:トークセッション
岡田利規(劇作家・小説家・演出家/チェルフィッチュ主宰)
白井晃(演出家・俳優/KAATアーティスティック・スーパーバイザー)
2011年のオープニングシリーズ以来、新作をKAATで創り上演しつづけている演劇カンパニー・チェルフィッチュ。KAATでの新作4作目であり、今年12月に上演予定の「スーパープレミアムソフトWバニラリッチ」のクリエーションの一端を5月下旬のドイツでの世界初演に先駆けて公開。あわせて、主宰・岡田利規とKAATのアーティスティック・スーパーバイザーに就任した白井晃とのトークセッションを開催。演出家として、演劇の既成概念を切り開いてきた二人が語る舞台、劇場、それぞれのクリエーション・・・。初顔合わせとなる岡田・白井が何を語るのか。ぜひ、お立合いください。
今回はコンビニを舞台にした芝居で、内容的に重かった『現在地』や『地面と床』に比べると軽い内容のようだ。シーンごとにバッハの平均律が流れるというのも面白い。シーン数も曲数に合わせて48あるらしいが、この日はそのうちの3シーンのリハーサルだった。2番目のシーンで「店長セックスレス説」というのが出てきて、また出た「〜説」と思ってしまった。以前にも「アフロに悪人いない説」っていうのがあったんだよな。
岡田利規のダメ出しは微妙すぎて、相変わらず観ているこっちには意味が分からない。
1時間ほどでリハーサルは終了。トークセッションはその場では行われず、ロビーで行われた。白井晃は声がいいし、やっぱりカッコいいね。トークセッションの内容は可もなし不可もなし。
なんだかんだ言って、『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』の12月のKAATでの公演は楽しみだね。