ロスジェネの逆襲(池井戸潤)★★★☆☆ 3/1読了

ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!

前2作分はドラマで見て、続きを本作で読んだ。小説で読むと「半沢=堺雅人」というのはちょっと違和感があるのだが、「渡真利=ミッチー」というのはシックリ来るな。
内容的には既視感バリバリで、結末も予想通り。まあ、それでも面白かったけど。続編のドラマにも期待したい。

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲