「僕はグラン・クリュはおろか、プルミエ・クリュも持っていません。だから、他の造り手がボンヌ・マールに かける情熱を村名シャンボールに、プルミエ・クリュにかける手間と時間をACブルゴーニュに注いでいます」と自信を持って語る造り手がフレデリック・ユエランが率いるルイ・ユエランです。
わずか4haの畑とシャンボール一小さい醸造所の隅々まで細やかに神経を張り巡らせ、ぶどう本来の力を最大限に引き出すことを極意とする、清潔でナチュラルなワイン造りを行っています。
今回は2009年のブルゴーニュ・ルージュが登場です。畑は、シャンボール村に3区画、ジイィ・レ・シトー村に1区画、ヴォーヌ・ロマネ村に1区画の合計 1.4haで、このクラスながら平均樹齢40年のヴィエイユ・ヴィーニュです。そして1〜4回使用樽で12ヶ月間熟成しております。
「シャンボールらしさとは、スミレとフランボワーズの華やかな香り、そして他のどのAOCのワインよりも繊細なフィネスだと思います。僕は、ブル ゴーニュらしいワイン、ピノノワールらしいワイン、そして、シャンボールらしいワインを造りたいのです」と言うようなワインに仕上がっておりますのでピ ノ・ノワールの美味しさを再確認したい人は必須です!
キタザワにて購入。ルイ・ユエランを飲むのは初めて。香りはブルゴーニュらしい香り。抜栓直後は酸味がちだったが、実際に飲む頃にはそうでもなくなっていた。どちらかというと、クラシカルなブルゴーニュ。まじめに造ってるんだなという感じがした。