OGINOには行ったことがないのだが、OGINO の元スーシェフの方がオープンしたこちらのお店へ。最近は雑誌等にも登場しているようなので、予約がとれなくなる前に一度行ってみたかった。
場所は「ザ・バンク」のそば。鎌倉駅から歩いてもそんなに遠くはない。店内はカウンター8席に、2人掛けのテーブルが2つに4人掛けのテーブルが2つ。思ったよりも広かった。内装もシックでお洒落だ
注文したのは2,500円のランチコース。まず出てくるのが、パンと豚肉のリエット。このリエットとパンが美味しいのでワインが進む進む。
前菜は妻が「ホワイトアスパラとホタルイカの冷製」で、私が「カキと山菜のベニエ、アンチョビソース」。カキのベニエは初めて食べたが、思いの外美味しかった。
スープは妻が「新玉ねぎのポタージュスープ」で、私が「スープ・ド・ポワソン」。コース全部は食べられない娘にも一品料理として「新玉ねぎのポタージュスープ」。スープは量が少なかった。スープ皿に入っているのだが、スプーンを入れるとすぐにカツンと皿に当たる。分量的にはデミタスカップくらいしかないんじゃないだろうか。でも味は良かった。
メインは妻が「鮮魚のポアレ 青海苔バターソース」で、私が、「ハラミ肉のステーキ、エシャロットソース」。どちらも美味しかった。
他の人のレビューで楽しみだったのがデザートだ。まず長方形の白い皿に牛乳アイスだけが盛りつけられてやってくる。それにプラスして4種類のデザート(クレームダンジュ マドレーヌ(チョコソース後がけ) 牛乳プリンイチゴのソース パウンドケーキ)から3つを選べるのだ。しかも、ケーキは食べたい分だけ目の前で切り分けてくれる。私はマドレーヌは選ばなかったのだが、妻に少しもらった。
グラスワインは白・赤ともに3種類。フランスのものはあまりなく、スクリューキャップのものもあったので、どちらかといえばカジュアルなラインナップだった。
スープの量が少なかったのと、グラスワインのラインナップの弱さがちょっと残念だった。グラスワインは2人で白3種類赤2種類飲んだが、全部700円〜850円だった。高いの中くらいの安いのというふうにバラエティがあった方が選び甲斐もあるのになと思う。
ただ、このメニューで2,500円は破格だと思う。パンのお代わりは普通だが、リエットもお代わりできるのだ。そして選べるデザート。4種類全部を選ぶことはできず、3種類しか選べないというのもニクイ設定だ。
いつか夜も行ってみたい。そのときはもう少しいいワインを飲みたいね。
- ジャンル:フレンチ
- 住所: 鎌倉市由比ガ浜2-7-20 山口ビル 1F
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- (写真提供:カフェモカ男)