らくだ工務店 第16回公演 『日曜日の使者』 下北沢OFF・OFFシアター

覚えたての字で書いた落書きが出てきた。
ミミズの様な字で「やちまたちんこをひろいました」と書かれていた。
さっぱり記憶にはないけど、
きっと当時の親父はそれを嬉しそうに眺めたはずだ。
あの時の僕は、いったい何を拾ったんだろう。


2009年4月16日(木)〜21日(火) 下北沢OFF・OFFシアター


作、演出:石曽根有也


■出演
林和義 古川悦史 もたい陽子(青年座) 山口森広
今村裕次郎 瓜田尚美 石曽根有也

席はA列だったので一番前かと思いきや、前にはX列があって更にその前にはベンチシート(当日用なのかな)があった。でも十分観やすかったね(前の席がたまたま空席だったし)。以前のモダンの時も感じたけど、OFF・OFFは役者との距離が近い。
舞台は幼稚園の教室。子供たちの絵が貼ってあったり、ピアノがあったり、水槽があったり。子供たちの親が集まって、催し物の演目を決める際にすったもんだあるという物語。
林さんと古川さんは、もう完全にらくだ工務店に馴染んでるね。この先もずっと出て欲しい。そして私が好きなのが今村裕次郎だ。私は、らくだの今村とモダンの津村のファンなのだ(どちらも村が付くね)。まだ終わっていないから詳しくは書けないけど、中盤での今村と林さんの掛け合いは最高に面白かった。大笑いしちゃったもんな。他にも笑いどころは結構多かった。一方で、表面に現れない裏のストーリーを垣間見せるシーンがちょっと分かりにくかったかなあ。
客演の山口森広は『ザブザブ波止場』の時の熱くてウザイ役とは打って変わってちょっとおとなしめの役だった。もたい陽子は初めて見たけど、小柄で○○○○が大きいところが個人的にツボでしたw。