ラグビーの第46回日本選手権第2日は15日、東京・秩父宮ラグビー場で準々決勝2試合を行い、サントリーとリコーが勝ち上がった。サントリーは準決勝で対戦予定だった東芝が所属選手のドーピング違反などで出場辞退して不戦敗となったため、2年連続の決勝進出が決まった。
サントリーは学生王者の早大から8トライを奪って59−20で大勝。来季からトップリーグに復帰するリコーは、トップリーグ5位のNECを24−23で破り、第40回大会以来6年ぶりにベスト4へ進出した。
リコーは22日の準決勝で2連覇を目指す三洋電機と対戦する。
NECvsリコーはNECの勝ちだろうと思って後半から観始めたら大間違いだった。接戦の末、リコーがNECに勝っちゃったのだ。これは番狂わせだね。NECは神戸製鋼に1点差で勝って、リコーに1点差で負けた。神戸よりも順位が下のNECが勝って、そのNECに更に下のリコーが勝ったからな。まさに下克上だな。この試合でラーカムvsヤコが実現した。次の三洋戦ではラーカムvsブラウンが実現するかもしれない。更にリコーが勝てば、決勝でラーカムvsグレーガンが実現するかもしれない。まあ、そうなったら面白いけどね。
早稲田はサントリーを慌てさせるまではいかなかった。インターセプトのトライは良かったけど、ブレイクダウンで完全に負けていたからどうしようもないね。
リコーがNECに勝ったので、リコーvs三洋電機がにわかに楽しみになってきたな。