12歳、なにもかもがきらめいて見えていたあのころ・・アメリカ南部の田舎町で暮らす空想好きの少年コーリーはある朝、父とともに不可思議な殺人事件を目撃してしまう。そこからコーリーの冒険に満ちた一年間が始まった!底なしの湖に車と共に沈んだ無惨な死体は誰なのか?悪夢にうなされる父はしだいにやつれてゆき、コーリーは現場に残された緑の羽根を手がかりに、謎解きをはじめる。その過程で友や愛犬と体験する忘れ得ぬ体験の数々―誰もが子どものころに持っていながらも、大人になって忘れてしまった魔法を信じる心をよみがえらせ、世界中の読書好きを夢中にさせた珠玉の名作。
まだ上巻だけなので、きちんとした感想は書けないのだが、長いので一旦記録しておく。
この本は若島正の著作で知って、ブックオフにて購入した。ファンタジーは好きではないのでどうかなと思ったが、ファンタジーのようでファンタジーではないのだ。少年の成長譚にファンタジーとミステリーの風味がまぶされているといった感じか。最初はうまく入り込めなくて時間がかかったが、今は完全にのめり込んでいる。
上巻の第1部と第2部がそれぞれ春、夏となっており、下巻が秋、冬、そしておまけとなっている。果たして、湖に車と共に沈んだ無惨な死体は誰だったのか。下巻がいよいよ気になるね。
少年時代〈上〉 (ヴィレッジブックス) | |
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