トップリーグ第13節 東芝vs三洋電機 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

昨季までのマイクロソフト杯を統合する形で今季からプレーオフが導入され、タイトルは日本選手権と合わせて二つに減った。それでも昨季3冠の東芝のメンバーは「リーグで1位を取って合計3冠にしよう」と話し合っていたという。
 リーグ最終戦を消化試合にせず、圧勝で第一目標を果たした薫田監督は「チャンピオンとしてのプライドを保てた」と胸を張った。
 プレーオフ進出を懸けた三洋電機の奮闘に苦しみ、後半11分までは33−30の大接戦。だが、ここからが圧巻だった。勝ちだけにこだわってモールを多用した前節のサントリー戦とは違い、グラウンドを広く使った鮮やかな展開ラグビーで振り回した。タックルされてもわき出るようなフォローで次々とつなぐ。5連続トライを奪い、ねじ伏せた。
 冨岡主将は「高い集中力でイージーミスが起きず、やっていて楽しかった。チームの成長を実感できた」と喜んだ。WTB吉田大も「1位と2位では全然違う。この一戦に懸けていた三洋電機に圧倒できたのは大きい」と言った。東芝が手応え十分でプレーオフに臨む。

後半11分までは三洋電機も付いてきていたんだけど、そこからは東芝の攻撃が炸裂した。次々にボールがつながる様は観ていて本当に面白かった。モールあり、ライン攻撃あり、ターンオーバーからのトライありと、様々なトライパターンを見せてくれた。なかでも廣瀬のパフォーマンスが際立っていた。キレがあってスピードもあって、身体は小さいのになかなか倒れない。三洋もトニー・ブラウンは素晴らしかったね。
これで東芝トップリーグを1位で通過した。プレーオフ決勝でもう一度サントリーを叩いて、マイクロソフトカップも是非優勝して欲しいね。

東芝vs三洋電機(66-30)