２００４年ヴィンテージから、自然なつくりをスタンスに、今までとは異なるキュヴェをリリース！！！
今までは【ブルゴーニュ・ブラン・シャンプラン は、 ピノ・ブーロ１００％又はシャルドネとブレンド】となっていましたが、シャンプランの区画から、ブルゴーニュ・シャルドネを造り、ラベルのデザインも一新＜リニューアル＞されました。
このワインは、補糖も補酸もおこなわず、ステンレスタンクで発酵、熟成し瓶詰めという、ドメーヌとしては初めての挑戦となる白で、ＳＯ２も最小限に抑えた新しい試みだそうです。
アルコール度数は１２.５％と十分、ピュアな酸がバックボーンとして全体を引き締め、ダレたところのない、補糖なしで十分にバランスのとれた味わいに仕上がっていて、味わいの奥には蜂蜜のような甘さも感じさせる完成度の高いものです。
比較的安価な白ワインであるジャン・イヴ・ドゥヴヴェイやマロスラヴァック・レジェがイマイチだったこともあり、あまり期待していなかったのだが、シモン・ビーズは当たりだった。
シモン・ビーズと言えば、『ブルゴーニュワイン村で見つけた世界でいちばん贅沢な生活』の著者であるビーズ千砂さんを思い出す。その中にも書いてあった「エティエンヌ・ソゼ」の醸造家だったギヨーム氏がシモン・ビーズに移籍したということが白ワインの醸造に大きくプラスになっているに違いない。
色はきれいなゴールド。香りはあまりしない。特徴的なのが厚みのある味わい。ふくよかさが最後まで続く。湘南ワインセラーで税込1,974円で買ったのだが、この値段ならかなりお買い得だろう。シモン・ビーズのもっと上のクラスのワインも飲みたくなった。
