清水上アマ敗れる

第25回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)の予選2回戦、清水上徹アマ(26)=東京都府中市=と森下卓九段(39)の対局が27日、東京・千駄ケ谷将棋会館で指され、清水上アマは139手で敗れた。

 後手番の清水上アマは得意の四間飛車。中盤のさばき合いから一時優位を築いたが、終盤で受けを誤り、最後は大差となった。終局後、「難しい局面から、徐々に差をつけられてしまった。もうちょっと終盤まで持ちこたえたかった」と残念そうに話した。

森下九段は非常に手堅かった。指し手には「絶対に負けませんよ」という気持ちがにじみ出ているようだった。森下九段は理事の要職をこなしながら王座戦も準決勝まで勝ち上がってるもんなあ。強いよ。清水上アマは残念だったが、7月2日の城間アマと7月17日の加藤アマに期待しよう。