箱根湯本温泉河鹿荘(その1)

去年の秋に引き続き、箱根湯本温泉河鹿荘へ。6月の上旬に行くつもりだったのだが、色々あってずれこんでちょうど紫陽花の時期になった。
去年は初日に山登りをしてかなりくたびれたので、今回は初日はどこにも行かないことにした。ゆえにゆっくり家を出て4時ごろ宿に入った。
部屋に入ると微妙に間取りが変わっていた。露天風呂付き客室は各階に1つしかないので、去年とは階が違うのだろう。なにはともあれお風呂へ。前にも書いたけど、部屋付きのお風呂なので、気兼ねなく家族3人で入れるのが嬉しい。柵はあるのだが、眼下に川を見下ろせる。Yukaは添い寝扱いということにしてカウントには入っていないのだが、Yuka用の浴衣も用意してくれた。

そしてお楽しみの夕食。お造りは前回同様豪華だった。

他にも豚の角煮、蟹や百合根の入った茶わん蒸し、牛のタタキなど盛りだくさん。去年の日記を読むと松茸の土瓶蒸しが出たと書いてある。今回は酢のもので鱧が出た。
そして今回はワインを持ち込んだのだ。事前に電話をして、氷を入れたワインクーラーを用意してもらうことにした。電話で話した感じでは今までこんなことを頼んだ客はいないようだった。わざわざ持ち込んだワインは「モレ・サン・ドニ・ブラン・1erCru・クロ・デ・モン・リュイザン・V.V [2002] ドメーヌ・ポンソ」。


ワインクーラーに入れちゃってから撮ったのでラベルが濡れている

アリゴテ80%、シャルドネ20%。ブルゴーニュ全体の中でも、【珍品中の珍品】 的な存在。畑の面積は1.0haのみ。濃厚なゴールドのカラー、蜂蜜、オレンジ、ナッツの濃厚なアロマ、フルボディの熟した果実、ドメーヌ・ポンソならではの、ピュアな、自然な味わいは、これもまた2002年ならではの豊かさが期待できます。

仕方がないのだが、グラスがしょぼかった。グラスも持ち込みたかったが、さすがにそこまではできなかった。上にも書いてあるが、色はきれいなゴールド。味は非常に力強かったが、その割には後味はすっきりしていた。わざわざ持ち込んだ甲斐のあるワインだった。

食後は酔っぱらってしまって、直ぐに寝た。