なぜなんだ井川

 「またか…」。スタンドの阪神ファンのため息が聞こえてきそうだった。中日との大事な一戦を再び井川で落とした。
 8月31日の甲子園。中日との首位攻防戦を、今季最短の4回途中7失点でKOされ、0・5ゲーム差に迫られた。エースとして期するものがあったに違いない。
 しかし、制球難は相変わらず。1回1死一、二塁から重盗で揺さぶられ、ウッズ、福留に連続四球で押し出しの失点を献上してしまう。
 3回は先頭の井端を打ち取った直後、立浪に2球目の変化球を簡単に右翼席に運ばれた。4回1死一塁では、井端にフルカウントから左に適時二塁打を浴びた。
 5回3失点とはいえ、中日の拙攻がなければ、大量点を奪われてもおかしくない慎重さを欠く投球だった。

中日戦の初戦をまたもや井川で落とした。テレビ点けたときに0-3で負けていたので、見てない方がいいかなと思い、一旦消してまたあとで点けてみたら、ちょうどホームラン打たれてしまった。もう中日戦には井川を持ってこない方がいいんじゃないかな。でもエースだからそういうわけにもいかないか。多分あと一回中日戦での登板機会があると思うから、そこではさすがに雪辱してくれよ。
まあ明日、福原で勝ちましょう。