将棋のアマチュア強豪、瀬川晶司さん（３５）＝横浜市、会社員＝に対するプロ編入試験六番勝負の第１局が１８日、東京・新宿の「紀伊国屋ホール」で指され、瀬川さんは９１手までで佐藤天彦三段（１７）に敗れた。合格するためには残り５局で３勝しなければならない。
公式ブログと棋譜画面を交互に更新しながらリアルタイムで戦況を見守っていた。
公式ブログでは、△５二香では△７二香だったのではないかということだが、△５二香でも、▲７一飛の局面で△７二銀ではなくて△７二歩ならば後手瀬川アマが良かったのではないだろうか。△７二銀としたために、その後の▲７三馬から▲６三馬が実現してしまった。特に▲６三馬が桂取り＋５二香の動きを牽制した好手で、これに対して△４四歩と桂取りを受けているだけの手を指しているようでは逆転した。いずれにしても、５七の地点に駒を集めながら、殺到する順が回らなかったのは悔しい。もうちょっと攻める順を読んで欲しかったな。
第一局負けてちょっと苦しくなった。神吉には勝ちにくいだろうし、久保には勝てないだろう。そうなるとカド番で中井ということになる。女流とはいえ、侮れないからなあ。ということは、やっぱり次の神吉戦になんとしても勝たないといけない。８月１４日の神吉戦も目が離せないな。
