瀬川アマ、一局残してプロ入りを決める!

将棋のアマチュア強豪、瀬川晶司さん(35)=横浜市、会社員=に対するプロ編入試験六番勝負の第5局が6日、東京・千駄ケ谷将棋会館で指され、瀬川さんは104手で高野秀行五段(33)に勝ち、3勝目をあげて合格、同日付で四段棋士になった。日本将棋連盟棋士は養成機関の奨励会を経るのが原則で、試験実施は故・花村元司九段以来61年ぶり。

ついにやりましたね! 連盟側の筋書きを覆して一局余して合格を決めた。個人的にはこの第5、6局こそが試験将棋であって、それまでの4局は、語弊を承知であえて言えば、茶番だと思っていた。茶番を2勝2敗で乗り切り、本番の高野五段に勝ったんだから文句なしだよな。
奨励会を経なくても、つまり遅咲きの人でも将棋が強ければプロになれるという道筋を付けてくれた功績は非常に大きい。まあ、でも瀬川さんはプロになってからの勝ち負けが相当注目されるだろうから、是非頑張って欲しいね。