ジーコ・ジャパン W杯1番乗り

ジーコ・ジャパン、世界最速で06年ドイツW杯出場を決めた!サッカー日本代表北朝鮮代表と対戦し、FW柳沢敦(28)とFW大黒将志(25)のゴールで2―0で勝ち、B組2位以上を確定、3大会連続3度目のW杯出場権を獲得した。第3国、無観客という状況下での試合を、終盤の猛攻で押し切った。1年後、ジーコ監督(52)率いる“青き戦士たち”は、初の8強入りを目指し、ドイツで旋風を巻き起こす。

それほど大騒ぎしなくても予選くらい突破するでしょう。問題はもっと上のレベルに到達するためにどうするかなんだよな。規律を重んじるトルシエから自主性を重んじるジーコに監督が替わったことは、そういう面ではプラスに作用するだろう。先日ラグビーの記事でも書いたが、チームとしての実力が一定レベルに達した後は、個人の実力がものを言う。個人の実力とは何か。それは「ひらめき」だ。いかに個人個人がひらめきのあるプレーを見せることができるか。11人のひらめきが融合したときに初めて世界と互角に戦えるチームになるだろう。