フィリップ・ジャノ・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2017

南東向きの日差しに恵まれた畑から収穫される完熟したブドウ。瑞々しい苺やラズベリーさくらんぼなど甘酸っぱい果実のアロマをしっかりと蓄え、華やかで素直、じつにクラシックなピノ・ノワールの醍醐味が楽しめるワインとなりました。このブルゴーニュが今この時代に税込2500円を切れるのは、本当に貴重なことだと思います。渋い赤ワインは苦手、だけどしっかりとした味わいのフランスワインを、と言う方には是非飲んで戴きたい1本です。

Firadisにて購入。明日イタリアワインをたくさん飲むことになるので、今日はブルゴーニュを。色の薄いブルゴーニュにしても、さらに色が薄い。だけど、香りはしっかりあるし、酸味もエレガント。薄いけど、薄っぺらくないところがブルゴーニュのいいところなんだよな。

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カッティング・エッジ(ジェフリー・ディーヴァー)★★★☆☆ 1/29読了

イタリアを舞台にした前作『ブラック・スクリーム』から一転、ニューヨークに跳梁する殺人者との対決を描く本書は、『ボーン・コレクター』『ウォッチメイカー』の路線を引き継ぐ原点回帰の作品となりました。ダイヤへの妄執と婚約したカップルへの殺意を宣言する殺人者プロミサー。後半に入るや、次々に意外な真相が明らかになり、大胆な犯罪計画が姿を現わす―まさに“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーの面目躍如の傑作です。

ニューヨークが舞台で、いつもの面々も勢揃い、ということで、原点回帰的な新作。本筋に関係がないような事柄も最後には全部繋がってくるのは毎度見事。前作『ブラック・スクリーム』はイマイチだったけど、本作はまずまず面白かった。

バド新年会@三代目くれば

今回のお店は弘明寺。私が参加するようになってからは弘明寺でやるのは多分初めて。
2階が我々の貸し切りになっていた。今回いつもと違うのは「ミニ鏡割り」があったこと。店のサービスでそういうのがあるようだ。代表してコーチが鏡割りをした。

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料理は、白子ポン酢から始まって、菜の花のおひたし、ツナサラダ、お刺身、揚げ物盛り合わせ、ちゃんこ鍋、デザートというオーソドックスなラインナップ。最近、白子を食べたいなとちょっと思っていたので、白子が出たのは嬉しかった。お刺身も量は少なかったけど、美味しかった。鍋は量が多くて食べきれないね。
今回は参加者が多くて盛況だった。いつもこうだといいんだけどね。

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ロッカ・デル・プリンチペ・フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 2016

フレッシュな果実や青いハーブとともに、フィアーノらしいアカシアの蜜やほのかなナッツの香りが豊かに広がる。甘く優しい果実を溌剌とした酸が支え、土壌由来のミネラルがくっきりとした輪郭を描く緊張感のある味わいである。余韻は長く、ほろ苦さが心地よい。ラピオのテロワール、そしてフィアーノの特性を完璧に表現した1本。 フィアーノ100%

Firadisにて購入。グラスに注ぐときに液体の粘度を感じた。フィアーノ種のワインを飲むのは初めてかも。ほろ苦さがいい感じだった。

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ひみつのしつもん(岸本佐知子)★★★☆☆ 1/21読了

大人気エッセイシリーズ、待望の3巻め!
頭くらくら、胸どきどき、腰がくがく、おどる言葉、はしる妄想、ゆがみだす世界は、なんだか愉快。 いっそうぼんやりとしかし軽やかに現実をはぐらかしていくキシモトさんの技の冴えを見よ! イラストは今回も、クラフト・エヴィング商會
『ねにもつタイプ』『なんらかの事情』に続く、『ちくま』名物連載「ネにもつタイプ」3巻め。

相変わらず面白い。エッセイなんだけど、多分に創作も入っており、かなり毒が強いところも特長的。部屋でネジを踏んじゃう話なんて、星新一ばりのショートショートになっていた。

Iの悲劇(米澤穂信)★★☆☆☆ 1/17読了

一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。

限界集落に人を呼び戻す部署である「甦り課」を舞台にした連作短編集なのだが、出だしから謎がしょぼい。「どうしたんだ穂信!」と言いたくなる。しょぼい謎ばかりで話は進んでいくのだが、途中からこれはもしかして、という展開になり、やはりそのようなラストだった。最後まで読めば、まあまあかなと思うが、そこに至るまでの謎がしょぼすぎるね。

祭雛(ディナー)

娘が寿司を食べたいということで、今年はこちらで。店名が変わる前から、私は何度も昼に来たことがあるが、食べ放題は初めて。一度やってみたいとは思っていた。
夜食べに来る人達は大体が食べ放題のようだった。茶碗蒸しが付いていて、最初に来る。
今月の特選ネタ(本ズワイカニ)は1人1貫のみ。後は用紙のネタの下に数字を入れて手渡す。一度に注文できるのは20貫まで。

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サーモンが大好きな娘はとにかくサーモンを頼みまくっていた。しかも、サーモンって炙りだのなんだので色々種類があるんだよな。

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穴子の一本握りなんてのもあって、これがなかなか美味しかった。
基本的に握りのシャリの部分は小さめで、軍艦の方がシャリが多い気がした。

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寿司ネタだけではなくて一品料理も頼むことができる。味噌汁は飲み放題なのだが、一品料理の方にあさり汁があったのでそれを頼み、あとは真鯛カルパッチョやぶり大根、枝豆なども注文した。さすがに寿司だけだと飽きるんだよな。

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後半、中トロの状態がよくなってきて美味しかった。最後のカニはタバコくらいの幅しかなくてちょっとひどいね。
時間制限は2時間で、ラストオーダーは30分前なのだが、1時間くらいでもうお腹いっぱいになる。お腹パンパンになるまで食べました。もう、しばらくお寿司はいいね。