ジェニファー・エ・ティボー フナンブル 2021

コトー・デュ・レイヨン出身の笑顔が素敵なティボーさんと、ブルターニュ出身のシャイなジェニファーさんはワイン学校で知り合い、ニュージーランドやオーストラリアなどでもワインを学んだ後フランスへ戻り、2016年よりワインを造りはじめました。最初は2ha借り、2018年にもう6ha借り、今では9haにまでなっているそうです。2020年は14,000本を醸造、2021年は遅霜で60~80%減少してしまったそう。ここ数年の気候変動は確実に影響しているそうです。畑は20~60才のものが中心で、2018年からビオに転換しています。シレックスの多い畑で、下はクレイ土壌、ミネラル感のすっきりのったトゥーレーヌらしいワインが造られます。SO2は基本添加せず、必要な時に多くて20mg/L入れています。まだまだ走り始めたばかりの二人ですが、ワインは人気で在庫は完売します。収穫前にお伺いした時、畑のブドウを食べさせてもらいましたが、素直に美味しいブドウでした。借りている畑の大家さんの地続きの同じ品種のブドウ(慣行農法)と味が全く違っていたのは驚きでした。手をかけて栽培し、美味しいブドウを造ることが一番大切なのだと再認識した旅となりました。
樹齢20~40年。垂直式プレスでダイレクトプレス、ステンレス発酵。残糖を残したまま瓶詰め、SO2無添加。(インポーター資料より)

夕飯は久しぶりにケンタッキー。ものすごく味が濃いけど、たまに食べたくなる。で、食べると、しばらくいいやとなるけど。
ワインはFikaで購入。エチケットがいいよな。ベリー系の香りなんだけど、味わいは結構ドライ。華やかだし、美味しかったな。