黄色い家(川上未映子)★★★☆☆ 7/7読了

十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。

どこまで行っても救いはないだろうなと思いながら読んでいたが、さすがに読ませることは読ませる。三茶には住んでいないが、たまに出かける場所なので、割と具体的にイメージできた。彼女たちはどうしたらよかったんだろうね。