クォーサ・ワインズ ペットナット・ワイルド 2021

オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペリエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。
ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。
クリコ・ヴァレーののオーガニック栽培している単一畑の自根のシャルドネを手摘みで収穫、除梗後プレスしステンレスタンクで 天然酵母による発酵。残糖が10g/Lの時点でボトリングし、瓶内で発酵。清澄、澱引きを行わず、SO2無添加。辛口のペティヤン。(インポーター資料より)

夕飯はスパニッシュオムレツとトマトとタコのマリネ。オムレツはひっくり返すのに失敗して、見た目がアレになっちゃったけど、味はまずまずだった。
ワインはFikaで購入したこちら。王冠を開けたらちょっと吹いた。澱がモリモリで最後の方はかなり濁ってくる。自然派系の独特の味わいだが、なかなか美味しかった。