本と鍵の季節(米澤穂信)★★★☆☆ 4/10読了

堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが…。図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。

面白くなくはなかったんだけど、設定に無理を感じてしまう箇所が多くて、イマイチ入り込めなかった。

本と鍵の季節

米澤 穂信 集英社 2018年12月14日
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