ゴースト・スナイパー(ジェフリー・ディーヴァー)★★★☆☆ 6/17読了

アメリカ政府を批判していた活動家モレノバハマで殺害された。2000メートルの距離からの狙撃。まさに神業、“百万ドルの一弾”による暗殺と言えた。直後、科学捜査の天才リンカーン・ライムのもとを地方検事補ローレルが訪れた。モレノ暗殺はアメリカの諜報機関の仕業だという。しかも「テロリスト」とされて消されたモレノは無実だったのだ。ローレルは、この事件を法廷で裁くべく、ライムとアメリア・サックスを特別捜査チームに引き入れる。スナイパーを割り出し、諜報機関の罪を暴け―ライムと仲間たちは動き出す。だが現場は遠く、証拠が収集できない。ライムはバハマへの遠征を決意する。一方、謀略の隠蔽のため暗殺者が次々に証人を抹殺してゆき、ニューヨークで動くアメリアに、そしてバハマのライムにも魔の手が…

良く言えば安定しているし、悪く言えばマンネリだが、さすがにそれなりには面白かった。ただ、ちょっと長いかな。バハマのポワティエ巡査部長はいい味出してたね。コンク・フリッターのくだりはニヤリとさせてくれた。

ゴースト・スナイパー
ゴースト・スナイパージェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver

文藝春秋 2014-10-30
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