トラットリア ビコローレ ヨコハマ(ランチ)

午後半休が取れたので、前から行きたかったビコローレへ。予約で満席だとまずいと思い、一応電話してから行ったが、結果的にはその必要はなかった。テーブル席も満席ではないが、カウンターの右端の席へ案内された。一人だとカウンターの方が気が楽なので、特に問題はない。食べログの写真で知っていたが、このカウンターが色々と飾り付けられていて見ていて楽しい。



ランチのメニューは2種類。Aは前菜盛り合わせ、パスタ、ドリンクで、Bはこれにメイン(肉か魚)が付く。パスタは生パスタにするとプラス315円、ドルチェもプラス315円。最初はAにしようと思っていたのだが、お店の実力を計るならBだなと思いBにした。パスタは生パスタの「タリアテッレ、蝦夷鹿の赤ワイン煮込みのソース、菊イモのフリット添え」(確かそんな名前だった)、メインは仔羊のローストにした。
前菜に合わせたワインはメニューのグラスワインからピノ・グリージョ。グラスワインのメニューは泡1、白2、赤2、デザートワイン1だった。前菜盛り合わせは普通といえば普通だが、どれもしっかり美味しかった。食べログでは生ハムを褒める声が多かったが、確かに生ハムは美味しかった。
パスタのところでグラスの赤へ。白ワインはカメリエーラが注いでくれたのだが、今度はワインに詳しそうなカメリエーレが声を掛けてくれた。メニューに載っていないものもあるということで蝦夷鹿に合いそうなものを選んでもらった。ワインは美味しかったし、たっぷり注いでくれたのも嬉しかったのだが、ワインが冷えていたのがちょっと気になった。夏だったら少し冷やしたほうがいいと思うが、この季節なら常温の方がいいんじゃないだろうか。パスタはもろに自分の好みの味だったし、麺がモッチリしていて美味しかった。フリットもいいアクセントになっていたね。



メインはシェフ自らサーブしてくれた。レモンが通常は出回らないどこそこ産(失念)のものとのことだった。そう言われてみると、いい香りだった(気のせいか?)。
ここで2杯目の赤へ。タンニンがこなれているものをというリクエストをして、2本持ってきてくれた。そのうちのカメリエーレがコストパフォーマンスがいいという方にした。フルボディで色はかなり濃いが確かにタンニンはこなれていた。
メインは肉自体はもちろんのこと、付け合わせのキノコが美味しかった。フィンガーボウルも用意してくれたので、手で持って骨までしゃぶった。
食後のドリンクはカプチーノにした。ドルチェをどうするか訊かれたのだが、さすがにお腹いっぱいだったので残念ながらパスした。



色々と噂は聞いていたけど、実際のところどうなんだろうと思っていたが、食べてみて抜群に美味しいことを確認した。スタッフの対応も気持ちがいいし、ワインの種類も多そうだった。カウンターがあるのも1人の時は嬉しい。今度は家族で食べに行こう。予約が取れない店にならないといいんだけどな。