パシフィック・ネーションズカップ 日本代表 vs トンガ代表 ニッパツ三ツ沢球技場

ラグビーのパシフィック・ネーションズカップは25日、横浜市ニッパツ三ツ沢球技場で開幕し、日本はトンガに17-27で敗れた。WTB小野沢宏時(サントリー)は後半途中までプレーし、元木由記雄の歴代最多キャップ79に並んだ。
 日本はボール争奪戦で劣勢となり、5-22で折り返した。後半はCTBマレ・サウ(ヤマハ発動機)、フランカーのヘンドリック・ツイ(サントリー)のトライで反撃したが及ばなかった。
 米国、カナダ、フィジーを加えた5カ国が6月23日まで、1回戦総当たりで争う。

三ツ沢でテストマッチということで観に行ったのだが、結果は不甲斐ないものだった。ブレイクダウンでことごとく絡まれたのが最大の敗因だな。とにかくマイボールを出せない。何度ノット・リリース・ザ・ボールを取られただろう。
インゴールまで持ち込んでもトライを取りきれなかったシーンも何度かあったし、五郎丸がコンバージョンを2回外したのも痛かった。結果論だが、この2回のコンバージョンが入っていれば、終盤のスコアが21-27となって、1トライ・1ゴールで逆転可能な点差になっていたのだ。
後半出てきた福岡は良かったのだが、全体的にジャパンの気迫が感じられなかった。気合いを入れ直して、ブレイクダウンでファイトしないとフィジー戦も厳しいだろうな。



トンガ代表のシピタウ