悪の教典(貴志祐介)★★★★☆ 2/16読了

学校とは、子供を守ってくれる聖域などではなく、弱肉強食の法則が支配する生存競争の場だ。ここから無事に生還するためには、生まれ持った幸運か、いち早く危険を察知する直感か、あるいは暴力的な才能が必要になる。2010年ミステリー界を震撼させた超弩級エンターテインメント。ノベルスオリジナル短篇「秘密」、「アクノキョウテン」を収録。このミス1位(宝島社「このミステリーがすごい!2011」国内編)。週刊文春1位(週刊文春「2010年ミステリーベスト10」国内部門)。ミステリが読みたい2位(早川書房「ミステリが読みたい!2011」国内)。第1回山田風太郎賞受賞。

ようやく読んだ。一見いい人が実は子供の頃から邪魔者は殺してきた殺人鬼であるというのは比較的よくある設定だが、この蓮実はその中でも相当の怪物だったな。かなりエグイ本で子供には読ませたくないが、話題になるだけあってよくできていた。

悪の教典

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