ロベール・グロフィエ・ブルゴーニュ・ルージュ 2008

     ■■■リアルワインガイド87+〜88点■■■
ブルパスの仕上がりに感心していたら次はこれだ。やはりクラスを軽く超えた、美しく目の詰まった赤黒果実、そして大地香もこのクラスとしては秀逸。口に含むともうくれはACブルではない。きれいで、本当にとことんきれいで、スキのないエレガンス極まりない液体が口中にある。味つきはクッキリとし、甘苦酸のバランスも素晴らしく、08年ヴィンテージの負など全く感じさせない見事な美味しさ。クリーンでピュアで落ち着いていて旨い。88+点に限りなく近い。

キタザワにて購入。グロフィエをもってしても、ACブルでは2008年の酸っぱさの呪縛から逃れられなかったなあ。他の作り手のワインに比べれば十分に美味しいんだけど、やっぱりちょっと酸っぱい。でも香りの良さはさすがだったな。
梅雨も開けて、そろそろ赤ワインはしばらくお休みの季節かな。



[rakuten:finewine:10003406:detail]