ソウル・コレクター(ジェフリー・ディーヴァー)★★★☆☆ 12/31読了

科学捜査の天才リンカーン・ライムのいとこアーサーが殺人の罪で逮捕された。自分はやっていない、とアーサーは主張するも、証拠は十分、有罪は確定的に見えた。しかしライムは不審に思う―証拠がそろいすぎている。アーサーは罠にかかったのではないか?そうにらんだライムは、刑事アメリア・サックスらとともに独自の捜査を開始、同様の事件がいくつも発生していることを知る。そう、姿の見えぬ何者かが、証拠を捏造し、己の罪を他人になすりつけ、殺人を繰り返しているのだ。犠牲者を監視し、あやつり、その人生のすべてを奪い、収集する、史上もっとも卑劣な犯罪者。神のごとき強大な力を持つ相手に、ライムと仲間たちはかつてない苦戦を強いられる…。

何とか今年中に読み終えることができた。ちょっと前の作品では、もうジェフリー・ディーヴァーもダメかなと感じたんだけど、本作は少し持ち直した感じがするね。事件とは別のライム・ファミリーたちの話が結構この先気になるんだよな。

ソウル・コレクター
ソウル・コレクター池田 真紀子

文藝春秋 2009-10-29
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おすすめ平均 star
star息を詰めて読むってことがなかった
starライムは白人だった。長年の疑問が解けました。
star故障かな

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