イースタン・プロミス ★★★☆☆ 109シネマズMM横浜

病院で働くアンナの下に、一人の少女が運び込まれる。意識を失くした少女は、女の子を産み落とし、息を引き取る。バッグに入っていた手帳にはロシア語で日記らしいものが書かれており、少女がロシア人であることが分かる。手術に立ち会ったアンナは、少女の身元を確認するため、ロシア料理レストランのオーナーに相談すると、自分が日記の翻訳をしようと申し出る。しかし、その後、謎のロシア人、ニコライがアンナに近付き始め…。

デヴィッド・クローネンバーグ監督作品。看護師のアンナは、病院で亡くなったロシア人少女の身元を探そうとする。しかし、それは、ロンドンの裏社会に存在するロシアン・マフィアの恐ろしい犯罪組織に繋がっていた。主演は、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に続けてクローネンバーグ監督とタッグを組むヴィゴ・モーテンセン、『キング・コング』のナオミ・ワッツ、『オーシャンズ13』のヴァンサン・カッセルほか。


監督:デヴィッド・クローネンバーグ
脚本:スティーヴ・ナイト
出演:ヴィゴ・モーテンセンナオミ・ワッツヴァンサン・カッセルアーミン・ミューラー=スタールイエジー・スコリモフスキー、シニード・キューザック、ミナ・E・ミナ、サラ=ジャンヌ・ラブロッセ、ドナルド・サンプター、ジョセフ・アルティン、ラザ・ジャフリー、オレガル・フェドロ

とにかくヴィゴ・モーテンセンの演技には痺れた。評判になっているサウナでの全裸格闘シーンも確かに凄かった。凄かったけれど、普通に立っている時の佇まいやボソボソっと喋るロシア語訛りの英語とかにやられるんだよなあ。
ノーカントリー』のハビエル・バルデムや『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイスも凄かったけれど、本作のヴィゴ・モーテンセンもこの2人に全く引けを取ってないね。