16歳のジュノは、バンド仲間のポーリーと興味本位でしたたった一回のセックスで妊娠してしまう。高校生が子供を育てられるわけがなく、ジュノは親友リアに「中絶するつもり」と報告するが、中絶反対運動中の同級生に「赤ちゃんにはもう爪も生えているわよ」と言われ、産む決心をする。フリーペーパーで子供を欲しがっている理想的な若夫婦を見つけ、里子に出す契約を交わしたジュノは、大きなお腹を抱えて通学する生活を始める。
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コディ
出演:エレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、オリヴィア・サールビー、J・K・シモンズ、アリソン・ジャネイ、レイン・ウィルソン
予告を観て8割方内容を分かった気になっていたけど、やっぱり映画ってそういうもんじゃないんだよな。筋が単純な映画ほど、細かいシーンに色々な味付けがある。
魅力的な主人公ジュノを演じたエレン・ペイジはすごく良かったね。脇役たちもみないい味を出していた。
特筆すべきはラストシーン。映画史上最もチャーミングなエンディングと言ってもいいかもしれない。