マイクロソフトカップ準決勝 東芝vs三洋 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

先制はトニー・ブラウンのPG。30分に東芝も吉田のPGで3-3の同点。35分にはラインアウトモールからホルテンがトライ。サインプレーなのだろう。見事に右へずらしたモールだった。ゴールは外れて8-3。このまま前半終了。
後半3分にトニー・ブラウンのPGで8-6。7分には川口にパスをインターセプトされ、川口からパスを受けた北川にトライを奪われた。ゴールも決まって8-13と逆転。しかし、すぐにPGを返して11-13と追いすがる。
15分過ぎからの三洋の猛攻を凌ぎ、25分には冨岡のドロップゴールで14-13と逆転。29分には廣瀬がインターセプトから独走トライ。ゴールも決まって21-13と引き離す。しかし、35分にはホラニに突破され、最後はまたもや北川にトライを奪われた。ゴールは外れて21-18。
最終盤の38分に三洋の吉田のノット・リリース・ザ・ボールで東芝はセンターサークル付近でペナルティを得た。これをタッチに出してモールで時間をつぶせば勝てる。東芝ファンはみなそう思っただろう。ところがこのラインアウトを失ってしまうのだ。そしてトニー・ブラウンにいいところに蹴り返された。これを代わったばかりの松田が何とかキープしてモールに。モールが動かなかったのでボールを出さざるをえなかったのだが、ハーフにボールをもらった冨岡がこれをキックしてしまった。そこからカウンターを仕掛ける三洋。東芝のゴール左隅で密集になったときにホーンが鳴った。このボールを三洋がインゴールに持ち込む。ダウンボールできていないと思ったんだが、なんとこれがトライになってしまったのだ。テレビでは全くボールは見えなかった。でもレフェリーがそういうんだからトライなんだろう。思わず「嘘だろ〜」っと叫んでしまった。ゴールも決まってしまって21-25でノーサイド
東芝は勝ち方が分かってないなあ。まずあそこはマイボールラインアウトを絶対にキープしなければいけなかったし、その後の冨岡のキックもあそこで蹴ってしまっては駄目だ。フォワードのサイドに突っ込んで、フォワードのサポートを得て、ゆっくりボールをキープすれば良かったのだ。そうすればあの逆転劇はなかった。
トニー・ブラウントニー・ブラウントニー・ブラウントニー・ブラウンをやたらに誉めまくるアナウンサーと解説者をギャフンと言わせてやったと思ったのにな。ギャフンと言わされたのはこっちになってしまった。それにしても悔しかった。こんなに悔しい思いをしたのは久し振りだ。


東芝vs三洋(21-25)