日本選手権決勝

ラグビーの日本選手権最終日は28日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝を行い、三洋電機サントリーに24−16で逆転勝ちし、初優勝した昨季に続いて2連覇を果たした。決勝は前回と同じ顔合わせで、7季ぶり4度目の優勝を目指したサントリーは雪辱できなかった。
 三洋電機は6点を追う後半、途中出場のFB吉田が両チームを通じてこの日初めてのトライを挙げ、ゴールも決まって10−9と逆転。さらにWTB北川が2トライを奪って勝利を決定付けた。

出だしはサントリーが接点を制圧したのだが、PGのみでトライが取れない。さかんにドロップゴールを狙っていたが、「トライを取りに行けよ」と言いたかった。
後半サントリーのスタミナが切れたのと、三洋にトニー・ブラウンが入ったことで、一気に三洋ペースとなった。ただ、北川の最初のトライは明らかにノッコンなんだけど、あれはどうなってたんだろう?
それはともかく、三洋の霜村のプレーにはしびれたな。あのコース取りと「間」は実に渋かった。田中を差し置いての、若松のラックからのボール出しにもしびれた。
来季は体調万全のトニー・ブラウンがいる三洋と東芝の試合が観たいね。