アラン・コシュ・ビズアール・ムルソー・1er・シャルム 2004

コシュ・ドゥリのいとことして近年注目を集めているムルソーのスーパー新世代です!

1997年ヴィンテージから、今年30歳になるファビアン・ビズアールに世代交代し、現在は9haの畑作業から醸造まで彼がひとりでこなしています。
「ギド・アシェット」「クラスモン」「ルヴェ・デュ・ヴァン・デ・フランス」といったフランスのワインメディアはもちろん、ロバート・パーカーやステファン・タンザーからも絶賛されているにもかかわらず、それに踊らされる事無く、「昔からひいきにしてくれる個人客や知人達が最も大事」とのスタンスを貫いています。

地に足の着いた、本当に尊敬できる生産者です。ブドウ樹のほとんどはヴィエイユ・ヴィーニュで、果実味の凝縮した、複雑な風味のワインをつくります。余韻の長さは特筆にあたいするもので、この品質でこの価格に抑えられていることも彼の良心を象徴しています。

色と香りはまあ普通かな。味わいは、酸とミネラルの具合がちょうどよくて、とても飲みやすい。ミネラルが強すぎると、厚ぼったくて飲み続けるのが辛くなるのだが、このワインは程よい厚みに酸がきれいに乗っているので食事の邪魔をしない。なかなかいいワインだね。


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