Numberラグビー特集号:猛き光芒

待ちに待ったNumberラグビー特集号の発売日。会社の帰りにコンビニで購入。注目の表紙は、関東学院原田のタックルをかわしつつパスを放る早稲田の矢富。表紙矢富かよ〜。しかもこの中途半端な写真は何なんだよ。ちょっとがっかり。

気を取り直して、帰りの電車の中で前から順番にページをめくっていく。巻頭は「ラグビー愛好日記村上晃一さんの大学選手権決勝速報「波乱と必然」。続いて、早稲田、関東学院、明治、慶応の特集ページ。再度村上さんの「若獅子よ、ジャパンを担え」。JKと清宮監督のトップ対談があり、その次には「楕円球に愛されし男たち」ということで、平尾誠二松尾雄治堀越正巳吉田義人の特集が続く。ここまで、中身は読まずに内容だけをちらちら見ながらページを進めてきたのだが、吉田義人の特集で、ついに読み始めてしまった。私がラグビーにハマった原点が吉田義人だからな。しかし、その原点が横河電機ラグビー部のヘッドコーチだったことを不覚にも知らなかった。吉田は今、横河電機ラグビー部をトップリーグに昇格させるために熱い指導を続けているようだ。今後、横河電機の動向にも注目だな。
残りの記事は後からゆっくり読むつもりだが、気になるページが巻末にあった。『「スポーツ総合誌苦境」報道 もっとフェアプレーを。』と題された編集長自らのコメントだ。実は私もこの朝日の記事とともにNumberのラグビー特集号の話を取り上げた。朝日の記事を読むとNumberも台所事情が苦しいように読めるが、実はそうではないのだというのが編集長の意見だ。Numberの発行部数は堅調であり、休・廃刊した2誌と一緒くたにされては困るということらしい。私もNumberが好きだから休・廃刊しないに越したことはない。ただ、サッカーや格闘技といった一部の競技に特集が偏るのはやめて欲しいね。そういう面では今回のラグビー特集は喜ばしいことであるが、今号ではトップリーグのことは取り上げられていない。今シーズンにもう一度、今度はトップリーグをメインに据えた特集を組んで欲しいね。

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2007年 2/1号 [雑誌]
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文藝春秋 2007-01-18
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