僕のニューヨークライフ ★★★☆☆ 恵比寿ガーデンシネマ

マンハッタンに住む21歳のコメディ作家ジェリーは、女優の卵アマンダと1年あまりの同棲生活を送っている。お互いに恋人がありながら一目惚れで付き合い出した二人だが、ジェリーは最近しっくりこないものを感じている。そこへアマンダの母ポーラがアパートへ転がり込んでくる。自分のことしか考えないポーラに振り回され、ジェリーのストレスは溜まる一方。そんな彼が相談できるのは、教師をしながらコントを書いている年上の友人ドーベル。かなりの変人だが、ジェリーは人生の師としていた。ある日、そのドーベルに「アマンダが浮気している」とささやかれたジェリーは、彼女の尾行をすることに。

上映時間:112分
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
出演:ジェイソン・ビッグス 、クリスティーナ・リッチウディ・アレンストッカード・チャニングダニー・デヴィート

仕事は忙しいのだが、一瞬の隙をついて午後半休を取得して観に行ってきた。平日の昼間の割には入ってたね。あまりストーリー的に起伏がないので、ところどころうとうとしてしまった。主人公がアレンじゃないというのもあったかもしれない。主人公を演じたジェイソン・ビッグスは初めて見たが、まあ悪くない。アレンみたいにどもってしゃべるのは演出なんだろうなあ。クリスティーナ・リッチは相変わらずデコッパチだったw。
ストーリーは毎度同じようなものなのだが、随所に出てくるニューヨークの街並みが美しい。やっぱり東京とも横浜とも違うよなあ。しかし、アレン映画のニューヨークは今回が見納めらしい。ウディ・アレン と言えばニューヨーク、ニューヨークと言えばウディ・アレンだったのに。なんでも、スタジオ主導で進行するアメリカの映画制作に実情に見切りを付けて、拠点をロンドンに移してしまったらしいのだ。このことを知っていると、主人公のジェリーがニューヨークでの生活をリセットしてロスへ向かう、映画のラストが実に印象深くなってくる。

映画のサイトを見ていたら、キハチとのコラボもしてるんだね。

いつもはひと夜限りのイベント「Live Concordia」ですが、自らもニューオリンズジャズのバンドを持ち、ジャズ好きとしても知られる、ウディ・アレン監督の最新作「僕のニューヨークライフ」(1月21日より公開)とコラボレーションをし、期間中は、キハチ・銀座店2階がジャズレストランに変わります。
全編で使われているビリー・ホリディの楽曲を中心に、キハチ流無国籍料理を味わいながら、ジャズ演奏が楽しめます。そして、最後を飾る2月24日には、いま最も注目を浴びている女性ジャズヴォーカリスト「noon」を迎えた、一夜限りのスペシャルディナーライヴも開催します。
期間中「僕のニューヨークライフ」のアマンダ、ジェリーをイメージしたカクテルも楽しめます。

これいいよなあ。行きたいけど、Yukaがいるからなあ。無理だよなあ。