映画と芝居 - k@tu hatena blog

まず『ポビーとディンガン』の初日初回を観るために恵比寿へ。初回は11:40からだが、11時に恵比寿に到着。まず受付で番号を押してもらう（33番だった）。特典として、オーストラリアのミネラルウォーターをくれた。その後、例によってカンペールへと思ったら、なんと別の店になってしまっており、カンペールはなくなっていた。がっかりである。今、サイトを調べてみたら、オンラインで買えるようになっていた。だけど、靴を試し履きせずに買うのは難しいよな。早く行った割にスタンプされた番号が遅かったので混んでいるのかと思ったらそうでもなかった。７割くらいの入りかな。ラストで泣いて、クレジットのときに素早く涙を拭いて、何食わぬ顔をして外に出た。
予告で観た以下の３本は面白そうだった。できれば全部観たいな。

『ある子供』恵比寿ガーデンシネマ　12/10(土)公開
2005年カンヌ国際映画祭パルムドール大賞
監督：ジャン=ピエール＆リュック・ダルデンヌ
出演：ジェレミー・レニエ/デボラ・フランソワ/オリヴィエ・グルメ
2005/ベルギー・フランス合作/95分

『歓びを歌にのせて』 Bunkamuraル・シネマ　12/17(土)公開
2005年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品
監督・脚本：ケイ・ポラック
出演：ミカエル・ニュクビスト、フリーダ・ハルグレン、ヘレン・ヒョホルム、レナート・ヤーケル
2004年／スウェーデン／132分

『僕のニューヨークライフ』恵比寿ガーデンシネマ　2006年新春公開
ウディ・アレンが宛てたNYへの最高のラブレター
監督・脚本・出演：ウディ・アレン
出演：ジェイソン・ビッグス／クリスティーナ・リッチ／ダニー・デビート
2003/アメリカ/112分

芝居は駒場東大前でやるので、とりあえず渋谷へ。どこで昼飯を食べようかとマークシティの４階をうろうろしてみたが、混んでいたり気に入らなかったりで決まらず。前に行ったアフタヌーン・ティーに行くことにするかと行ってみたが、混んでいて入れない。結局、啓文堂書店の脇というか上にある喫茶店へ。キッシュを売りにしているようなので、本日のキッシュランチ800円を注文。キッシュワンカットにサラダ、バターを塗って温めたバゲット一枚、それに飲み物が付く。キッシュの味はまずまずだったのだが、アイスオレが美味しかった。ランチの付属の飲み物とは思えないレベルである。これだけレベルの高い飲み物が付くのなら800円でも高くない。店員の接客態度もいいし、妙に着飾った男女もあまりいないし、こぢんまりとしていて落ち着くいい店だった。芝居の予定が入っていなければ、飲み物をお代わりしてずっと本を読んでいたかった（買ったばかりの『意味がなければスイングはない』）。
東大前では降り口を間違えてしまった。渋谷寄りから出なくてはいけなかったのに吉祥寺寄りから出てしまったのだ。時間に余裕があったからいいけど。何度来ても、アゴラは何でこんな商店街の中にあるのかと思うね。『砂と兵隊』は火野葦平の『麦と兵隊』をモチーフにしているらしいが、それは読んだことがないので、個人的には奥泉光の『浪漫的な行軍の記録』を思い描いていた。実際にはだいぶ違ったけどね。それにしても、パイプ椅子をちょっと増しにしたような椅子に１時間45分座って、ほとんど身動きできずに観ているのはかなり辛いね。最後の方はお尻が痛くて仕方がなかった。

浪漫的な行軍の記録
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帰りの電車は激混みだった。普段乗らないから知らないけど、いつもああなのかね。渋谷に着いたら、啓文堂書店へ。階段を下りて店内に入ったら前から歩いてきたのが、行定勲監督だった。１秒くらいまじまじと顔を見つめてしまった。行定監督は膝の破れたジーンズを穿いて、大きな箱の入った紙の手提げ袋を持っていた。もちろん話しかけたりしないで、そのまますれ違った。私は友人が取材・執筆に協力した『旅サラダ私の三ツ星レストラン東京編』を探さねばならないのだ。ちょっと手こずったがやっと発見した。巻末を見ると確かに友人の名前があった。だけど、どの店のことを誰が書いたのかまでは書いてないので、どの店を担当したのかは判らなかった。『となり町戦争』の三崎亜記の新作『バスジャック』も気になったが、買うかどうかは微妙だな。行定監督はといえば、ウンチングスタイルで座り読みをしていた。

旅サラダ私の三ツ星レストラン東京編
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