ジェラール・シュレール・ゲヴュルツトラミネール・ビルドストゥックレ 2013

畑違い、熟成違いなどで膨大な種類のキュヴェのあるシュレール。ビルストゥックレもより限定された区画のブドウのみで仕込まれる上位キュヴェですが、どのような環境の畑なのか、セレクションの基準はなどは次回の訪問時にばっちりリサーチしてこようと思います。
ともかく、今回入荷のゲヴェルツトラミネール ビルストゥックレ 2013は、ジェネリックと比較してもよりエキゾチックで深い風味を備えていて、内包しているポテンシャルをひしひしと感じさせてくれます。14年と13年という違いもあって、こちらのほうが芯が強く、骨格もある印象。

葡萄酒蔵ゆはらの厳選フランスワイン5本入り福袋のうちの1本。自分から進んでゲヴェルツを買うということはないのだが、福袋等で入ってくることがある。すると、ゲヴェルツは基本甘いので、いつ何の料理の時に開けたらいいのかに常に悩む。結局、深い根拠もなく直感で今日だなと思って開けた。ゲヴェルツらしい甘さは勿論あるのだが、ペトロール感があって、ただ甘いだけじゃないところが良かったね。