リンは禁断症状を脱し、マフィアの首領の意を受けてソ連軍占領下のアフガニスタンに同道する。ムジャヒディン闘士たちとの交友。首領との確執。そして明かされる陰謀の真相。敵軍の猛攻で同志が次々と斃れるなか、リンは重傷を負いながらもボンベイに生還。個人としての復讐と、組織同士の最終抗争へと向かう―。“生きること”を問いつづけた現代の『千夜一夜物語』、感涙の完結。
やっと読み終わった。上中下を一気に読まずに、間に別の本を挟んでいたので、随分時間が掛かってしまった。下巻になると、最初の方に出てきていた脇役とかがもはや誰が誰だか覚えていない。読み返している場合ではないので、そのまま読み進めたけど。
刑務所に入れられたり、戦争に行ったりと、とんでもない波瀾万丈な物語だったが、最初の頃のプラバカルの故郷で過ごす話が一番楽しくて良かったね。
- 作者: グレゴリー・デイヴィッドロバーツ,Gregory David Roberts,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (30件) を見る