高架下という場所になぜか心惹かれる、というのは僕だけじゃないでしょうし、そういう写真集も出ていたりする昨今ですが、同じように、繁華街のビル裏の室外機とかがゴツゴツと置いてある狭い路地なんかも気になりますし、深夜3時ごろにコンビニ横の駐車場にもたれて座っている男女、とかもつい見てしまいます。そしてその男女がピノとか雪見だいふくを食べていたりして、そのスイーティーに魅了されつつも、横目で見て家路につきます。この世に「表」っぽい場所とか時間があるとして、そうではない、そこからこぼれ落ちた「裏」っぽい時空間を漂流する人たちの、スイートなひとときを描けたらと思います。漂流コメディです。 (上田誠)<<作・演出>>上田誠<<出演>>
石田剛太 酒井善史 角田貴志
諏訪雅 土佐和成 中川晴樹
永野宗典 西村直子 本多力
/望月綾乃(ロロ)
加藤啓(拙者ムニエル/モッカモッカ)
東京公演(本多劇場)のチケットを取った。前回の『ロベルトの操縦』もそうだったが、タイトルから内容が全く想像できない。上の文章を読んでもよく分からない。まあ、それがいいのかもしれないが。
この芝居の翌週がKAATでの『ロールシャッハ』。日程的に重なってしまうので、松尾スズキの一人芝居とか劇団道学先生をあきらめなければならないのが残念。
この芝居もそうだが、最近どうもマチネが13時開演というのが増えてきた。それだと昼飯をゆっくり食べられないんだよな(12時に開くレストランだと40分くらいしかいられない)。個人的には13時開演はなるべくやめて欲しいんだよなあ。