サヴァイヴ(近藤史恵)★★★☆☆ 9/7読了

他人の勝利のために犠牲になる喜びも、常に追われる勝者の絶望も、きっと誰にも理解できない。ペダルをまわし続ける、俺たち以外には―。日本・フランス・ポルトガルを走り抜け、瞬間の駆け引きが交錯する。ゴールの先に、スピードの果てに、彼らは何を失い何を得るのか。

サクリファイス』『エデン』に続く本作は前2作に登場してきた人物の外伝みたいな短編集だ。
プロトンの中の孤独」と「レミング」は「Story Seller」で既読だったが、もう一度読んでも面白かった。
ただ、さすがにもうネタ切れかという感じもしてきたね。

サヴァイヴ

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