ONEOR8『絶滅のトリ』@シアタートラム

ありふれた日常的空間を舞台に多くのキャラクターを登場させていたONEOR8が、今回は架空の場所である「絶滅危惧種動物センター」を舞台に、30代から40代の働き盛りの“リアリティ”な人間模様を描きます。


[作・演出] 田村孝裕


[出演] 柄本佑
    伊藤俊輔/恩田隆一/和田ひろこ/野本光一郎/冨田直美/
    林和義高乃麗/山口森広/高畑こと美/河口高志/
    角替和枝


公演期間 2010年09月24日(金)〜2010年10月03日(日)
劇場 シアタートラム

席が最前列なのは良かったのだが、舞台の奥の方が高くなるようにセットされているので、奥の方がちょっと見にくかった。
「げげげの女房」の菅井役でお馴染の柄本佑は存在感があってなかなか良かったね。「げげげ」でしか見たことないんだけど、大体ああいう喋り方なんだな。佇まいとかがお父さんそっくりなんだよな。お母さんの角替和枝も良かったね。
らくだにも出ている人がたくさん出ていたので、らくだなのかワンオアなのか時々分からなくなる。
本土から離れたある島にある「絶滅危惧種動物センター」が舞台というちょっと変わった設定だが、中で描かれる人間模様には既視感が感じられる。でもまずまず面白かった。
飲み会の場面で山口森広がみんなにいじられるシーンは笑ったなあ。何についていじられるのかはネタばらしになるので書けないけど。
上演時間は1時間45分ということだが、14時開演で終わった時は16時を過ぎてたね。


公演チラシの出演者情報に、

冨田直美 ラッパ屋第37回公演「凄い金魚」2011年3月10日〜21日 座・高円寺

とあった。ラッパ屋はまた「凄い金魚」をやるのか。でも「凄い金魚」好きだったからまた観に行くかもしれないな。