日本固有のぶどう「甲州」から、シュール・リー醸造法（sur lie : 発酵後も澱を取り除かず、ワインと触れたまま静置する醸造法）を用いて、辛口ワインに仕立てました。
胸のすくような清涼感溢れる香りで幕を開け、レモンやライムといった爽やかな香りが続いて、のどを過ぎると早生ミカンの穏やかな甘さを感じさせる香りが広がります。
しっかりとした酸と果実味、後口の僅かな苦み、そして心地よく続く余韻。JAL国際線エグゼクティブクラス採用の実力を、お確かめ下さい。
関内の「ぶらん」でグラスで飲んで「これは！」と唸ったワイン。楽天の荒井酒店で購入して、ようやくボトルで飲むことができた。
寿司に合わせて飲んだんだけど、個人的にはこのワインほど和食に合うワインはないね。独特の清涼感と苦味があって、後味が実にスッキリしてるんだよな。ちょっと吟醸酒に通じるところもある。ボトルの裏ラベルに味噌、醤油、ワサビにも合うと書いてあった通り、寿司にはバッチリ合ったね。フランスのワインではなかなかこうは行かないんだよな。
その昔トルシエが「8人の明神と3人のクレージーがいれば勝てる」と言ったらしいが、私なら、「８本のアルガブランカとルーミエ、グロフィエ、ルソーがあれば幸せ」という感じになるかもしれない。日本の食卓においてアルガブランカは素晴らしいユーティリティープレーヤーだと思う。
アルガブランカ クラレーザ３本とアルガーノ 露是（ロゼ）２本の５本セットに、スパークリングであるアルガブランカ ブリリャンテも買ってあるので、しばらくはアルガブランカ・シリーズを楽しめる。
