1981年、ティエリー・ヴィオロ=ギユマールによって創業。畑に植わるブドウは、樹齢30年以上のヴィエイユ・ヴィーニュ。2000年からはビオに転換し、その品質に更に磨きをかけている。
5haの所有畑から生まれるワインは、ピュアで繊細、そしてエレガンスを備えている。しかしその殆どがフランス国内の予約客のみに販売され、輸出は僅かに5%のみという希少なドメーヌでもある。
以前に2002年物を飲んで美味しかったので再挑戦。香りは典型的なブルゴーニュのピノ・ノワールの香りに少し甘味がプラスされている。味わいは繊細でエレガントなのだが、酸とタンニンは渾然一体というところまで溶け合ってはいない。それでもこのクラスにしては十分に美味しかった。