初めて行ったのが2007年の4月だから、また行きたいと思いつつ一年以上も経ってしまっていたのか。
開店直後に入ったのにもう先客が4組もいる。私は、18時20分までという条件付きで席に通された。県民ホールでの落語会が18時半からだから、もとよりこちらも長居するつもりはない。両者の思惑は目出度く一致した。
それにしても、水曜日にしてこの盛況ぶりは『Pen』のピッツァ特集で取り上げられたことが影響しているのか、はたまた元々こうなのか。多分元々こうなんだろうな。
時間がないから頼むものはあらかじめ決めてあった。ところが頼もうと思っていた「マグロのづけづけサラダ」がメニューに見あたらない。仕方がないので「生ハムサラダ」(500円)に変更。ピッツァは予定通り「クァットロ・フォルマッジ・フンギ」(1,400円)。それから生ビール(500円)。ピッツァは、トッピングの種類によってずいぶん細かく分類されていた。
「生ハムサラダ」の生ハムはどうせちょこっとなんだろうなと思っていたら、これが意外にもたっぷりのっている。サラダよりもむしろ生ハムの方が多い。これは嬉しい誤算だった。
サラダを食べ始めたらすぐにピッツァも焼き上がった。ずいぶん早い。サクッと注文を通したからか、それともこいつには早く帰ってもらわないと困るからと店の人間が思ったのか。
前回食べた時はピッツァの縁の部分のボリュームに驚いたが、今回はさほどでもなくなっていた。それでも「ア マシケラ ロ プレチェネッラ」のピッツァに比べれば十分に厚いけど。「クァットロ・フォルマッジ」なのでチーズはたっぷりとのっている。普段マシケラのランチでは節約してチーズなしのピッツァを頼んでいるので、今回はガッツリチーズを食べたかったのだ。
ピッツァは美味しかったが、トマトソースを使っていないのでやや味が淡泊である。そこで、生ハムサラダの生ハムを適当に切ってのせて食べてみた。自分で言うのもなんだけど、これはナイスアイディアだったね。のせて食べたり、のせないで食べたりとバリエーションを楽しめた。最後にエスプレッソ(300円)を飲んでフィニッシュ。
店内は前回とやや変わっている感じがしたので、多分改装したのでしょう。気になったのはカウンターの高さ。ちょっと高くて食べにくいんだよな。ピッツァが安くて美味しいのは相変わらず素晴らしいが、常に混んでるのが難点だな。