とあるマンションの一室。そこで起きた世にも恐ろしい惨劇とは?(真部邸の惨劇)。盤上は苦しく、時間もない。そこで放った渾身の勝負手とは!?(計算ずくで席を立つ)。週刊文春で大好表連載中の「先崎学の浮いたり沈んだり」から選りすぐりの60篇を収録。将棋指しの日常を小気味よく描いた好エッセイ集。
もともと先崎自体がそれほど好きではないし、彼の文章もあまり好きではないのだが、なぜか読んじゃうんだよな。特殊な職業である将棋指しの日常に興味があるんだろうな、やっぱり。
山手線内回りのゲリラ―先崎学の浮いたり沈んだり | |
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