葡萄品種 すべてアンボネー産のピノノワール70%、シャルドネ30%。
平均樹齢35〜40年のVV。
栽培 厳格なリュット・レゾネ 。殺虫剤、銅は一切使用しない
醸造 大小の様々な樽を使用。マロラクティック発酵を行う。動瓶はすべて手作業なにかと派手な話題を振りまく生産者が多いアンボネー。しかし、他の多くの食材などと同じく、本当においしいものをつくっているのは、黙々と仕事に打ち込む知られざる職人のほうです。
そのことを一番分かっているのは、大手メゾンの買い付け人達。このRMはかなり昔から、ヴーヴ・クリコの「ラ・グランダム」のアンボネーの原酒の供給元 でもあります。
17世紀からアンボネーのみの畑で脈々と栽培 を営むデテュンヌ家。15年の経験を持つ若き求道者ピエール・デテュンヌ。リュット・レゾネにいち早く取り組み、モンターニュ・ド・ランスきってのグランクリュ、アンボネーのポテンシャルを深いところから引き出しています。
グランヴァンにて購入。このシャンパンは期待していただけのことはあった。口に含んだ瞬間に「厚み」が感じられるんだよな。やはり5千円以上のシャンパンは違う。泡も非常に細かくて上品だ。フッと抜けるような感じはないのだが、舌に残る苦味の余韻が何とも言えない。とにかく、この「苦味」が素晴らしい。若い頃にはこの苦味は分からなかったなあ。