村上春樹、ノーベル文学賞受賞なるか?

日本を代表する作家として欧州でも人気の村上春樹氏(57)が24日、アイルランドのマンスター文学センターから2006年のフランク・オコナー国際短編賞を授与された。村上氏は今年のフランツ・カフカ賞チェコ)の受賞も決まっており、10月に発表されるノーベル文学賞への期待も高まりそうだ。
 受賞作は「ハナレイ・ベイ」や「品川猿」など25編を収録した英訳版の短編集「ブラインドウィロー、スリーピングウーマン」で英国で出版された。

世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)、英ラドブロークスのストックホルム事務所は26日、10月発表のノーベル文学賞受賞者を予想するオッズ(賭け率)を公表、日本の作家、村上春樹氏を34倍とし、18番目に名前を挙げた。
「一番人気」はトルコの作家オルハン・パムク氏の4倍。レバノン在住のシリア人の詩人アドニス氏、ポーランドのジャーナリスト、リシャルド・カプシチンスキ氏、米国の女性作家ジョイス・キャロル・オーツ氏が続き、この4人が10倍以下の有力候補。
同社は昨年、受賞者となった英国の劇作家ハロルド・ピンター氏に21倍をつけていた

スウェーデン・アカデミーは3日、今年のノーベル文学賞の発表日が来週以降となることを確認した。発表日は、毎年10月の木曜日が慣例で、ロイター通信によると、12日か19日とみられる。
 スウェーデン・アカデミーは候補者の名前を明らかにしないが、今年は、トルコの作家オルハン・パムク氏やポーランドのジャーナリスト、リシャルド・カプシチンスキ氏らのほか、日本の作家、村上春樹氏も有力候補とみられている。

というわけで、最近の動きを記事から拾ってみた。朝日新聞でも昨日と今日の2回にわたってノーベル文学賞の特集を組んでいた。その記事の中である大学教授が日本人がノーベル文学賞を取るとしても、大江から少なくとも20年は経たないと無理なんじゃないかなんてことを言っていた。私も今回村上春樹が受賞するとは思えないけど、万が一受賞しちゃったら大変なことになるだろうな。