マルク・コラン・サン・トーバン・1級・アン・レミリィ2003

このワインが何でそんなにすごいのか。秘密は畑にありました。なんとこのアン・レミリィ、あの白ワインの王様、モンラッシェと同じ丘にあるんです。「同じ丘にある」というだけではピンとこないかもしれませんね。モンラッシェとアン・レミリィは地続きにあり、標高も斜面の角度、地層や土壌の条件は全て同じ。違うのはモンラッシェが東向きであるのに対して、アン・レミリィは南向きというだけなんです。
造り手はサントーバン村の名家、マルク・コランのもの。さすが本拠地をサントーバンに置く造り手だけあり、サントーバン村の個性を最大限に表現しつつ、モンラッシェに近いという利点もしっかりとワインに活かしています。

白の1級を飲むのは確か初めて。ほのかな期待を込めて飲んだのだが、意外に特徴がない。もちろん美味しいことは美味しいのだが、特筆すべき点がない。それは逆にバランスがいいということなのかもしれないが・・。
食事は、「結婚できない男」の最終回を見て食べたくなった手巻き寿司。以前にも頼んだ「銀の皿」の手巻き寿司セットをまた頼んだ。今回は、生ウニとタコもヨーカドーで買ってきてプラスした。自分で作るウニの軍艦巻きは美味しかったねえ。Yukaは例によってキュウリばかり食べていた。


[rakuten:winemarche:823847:detail]


【補足】
白の1級は過去に「モレ・サン・ドニ・ブラン・1erCru・クロ・デ・モン・リュイザン・V.V[2002]ドメーヌ・ポンソ」を飲んでいた。マルク・コランよりもポンソの方が圧倒的に力強いね。