ついに決着

第88回全国高校野球選手権大会最終日は21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で前日に延長15回引き分けとなった駒大苫小牧南北海道)−早実西東京)の決勝再試合を行い、早実が4−3で勝ち、1915年の第1回大会から通算27度目の出場、3度目の決勝進出で悲願の全国制覇を果たした。早実は春の選抜大会では、57年に王貞治・現ソフトバンク監督を擁して優勝している。
 駒大苫小牧は31−33年の中京商(現中京大中京=愛知)以来、73年ぶり史上2校目の夏の大会3連覇はならなかった。
 69年の松山商(愛媛)−三沢(青森)以来、37年ぶり2度目の決勝引き分け再試合。スタンドは平日の月曜日にもかかわらず、前日と同じ満員5万人の観衆で埋まった。
 1回に1点先制した早実は、1回途中から救援した駒大苫小牧のエース田中将大投手からも2、6、7回に1点ずつを挙げた。
 今大会、1回戦から全7試合に先発し、ほぼ一人でマウンドを守った斎藤佑樹投手は、4日連投とは思えぬ好投で13奪三振駒大苫小牧の反撃を2本塁打による3点で食い止めた。早実は今春の選抜大会の関西(岡山)戦でも延長15回引き分け再試合で勝っている。

仕事しながら時々経過をチェックしていたw。駒大は先発の菊池が1点取られたところで、田中にスイッチしたが、頭から田中で行っていたらどうだったんだろうな。まあ、そんなこと言っても仕方ないんだけど。駒大も9回にツーランで1点差まで詰め寄るんだから大したもんだよな。ただ、結局斎藤からはホームランでしか点が取れなかった。それだけ斎藤の投球は安定していたね。あのポーカーフェイスは小憎らしいけど、すごいピッチャーだな。