ポビーとディンガン ★★★★☆ 恵比寿ガーデンシネマ

世界的なオパールの採掘地として知られる、オーストラリアの田舎町ライトニングリッジ。ここでささやかに暮らす11歳のアシュモルには、悩みがある。それは9歳の妹ケリーアンが、見えない友達のポビーとディンガンに夢中なことだ。ところがそんなある日、「二人がいなくなった」とケリーアンが騒ぎだす。心配のあまり、とうとう病気になってしまった妹のため、アシュモルは二人の捜索を開始。街中に“たずね人”のビラを貼って歩くのだが・・・。監督は『フル・モンティ』のピーター・カッタネオ。

上映時間:86分
監督:ピーター・カッタネオ
原作:ベン・ライス
脚本:フィル・トレイル
出演:クリスチャン・バイヤーズ 、サファイア・ボイス 、ヴィンス・コロシモ 、ジャクリーン・マッケンジーアビゲイル・ガジョン

うちのYukaには空想上の友達はいないけど、よく「ごっこ遊び」の相手はさせられる。そのごっこ遊びもちゃんといろいろな設定があって、名前もそれに合わせて変えなければいけないのだ。ぬいぐるみを相手に一人で色々話しかけて遊んでいることもよくある。だから、ケリーアンの家族のことはある程度実感として理解できる。
『ミリオンズ』のアレックス・エテルもかわいかったけど、今回のアシュモル役のクリスチャン・バイヤーズはかわいくて、しかも頼もしかった。妹を思いやり、父親を尊敬し信頼しているアシュモルを見ていると泣けてくるね。
ラスト、とあるイベントが行われるのだが、ここで私も泣きました。目が潤む程度ではなく、泪が流れた。悲しいシーンではほとんど泣かないんだけど、「人の優しさ」みたいな感動のシーンではよく泣くんだよな。

ポビーとディンガン
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