長い一日

今朝は少し早めに出社した。というのも、かなり忙しいのに金曜日はYukaを迎えに行くために早く帰ってしまったからだ。さらにもう一つ早く出社する理由があった。土曜日に弟の嫁さんのお母さんが亡くなり、そのお通夜が今日だったのだ。場所は新前橋。
路線検索した結果、会社を3時半頃早退すれば間に合うことが分かった。というわけで、朝早くから、昼休みもほとんど仕事をして、なんとか3時半に終了。東京からは新幹線に乗った。久しぶりの新幹線である。なんと背もたれが後ろに倒れるだけではなく、下の座席も前にスライドするようになっているではないか(知らないのは俺だけか)。iPodで音楽を聴きながら、ゆったりと座ってくつろいでいたのだが、それが悲劇の元だとはそのときは知るよしもなかった。

高崎で乗り換えて、新前橋まで。新前橋から斎場まではタクシー。タクシーに乗って、そう言えば携帯のメールを確認してなかったと思い、ズボンのポケットから携帯を取り出そうと思ったら、なんと携帯がない! 一瞬、頭が真っ白になりました。しかし、すぐにこれは新幹線の座席に落としたな、と気が付いた。くつろぎすぎちゃって、ポケットから滑り落ちたのだ。どうしたものかと気ばかり焦るが、タクシーに乗っちゃってるからどうにもならない。乗っていた新幹線の終点である新潟駅NTTドコモに電話をしたいのだが、肝心の携帯がないのだからどうしようもない。そうこうしているうちに斎場に到着。電話をしたいのはやまやまだが、とりあえず通夜に参列。大変不謹慎で申し訳ないのだが、通夜の間も思考の半分は携帯に行っていた。
一段落したところで、父親に携帯を借りて、番号案内で聞いた新潟駅へ電話を掛ける。しかし、既にお客様相談センターは営業時間を終了しましたという音声案内になってしまっていた。そこで今度はドコモへ掛けて、通話を止めてもらった。そこからもう一度番号案内に電話して、新潟駅のつながりそうな番号を教えてもらおうと思ったが、新潟駅の番号としては先ほどの番号しかないと言う。どこかつながりそうなところはないのかと聞いてみると、「JR東日本テレフォンセンター」の忘れ物係の番号を教えてくれた。さっそくそこへ掛けると話し中。話し中ということはまだやっているということだ。なんどかリダイアルするうちにやっと掛かった。事情を説明すると、係の人が新潟駅に問い合わせるのでそのまま待っていろと言う。祈るような気持ちで数分経過。ありました!こちらが伝えた特徴と同じ携帯が新潟駅にあったらしい。いやあ、良かった。というわけで、新潟駅の忘れ物係の電話番号を教えてもらった。明日そこへ電話して手続きすることになる。

とっくにみんなはご飯を食べていたのだが、私はようやっと合流した。その後、斎場をあとにしたのが20時半過ぎ。父親の車で高崎まで送ってもらい、高崎から新幹線で東京へ、東京から東海道線で戸塚へ、戸塚から市営地下鉄に乗って、家にたどり着いたのは23時半過ぎだった。

さすがに疲れました。